「真理の御霊」

最後の審判(次元上昇)を超えるために1999年からひふみともこさんに下ろされている神示をお伝えします

神から人へ ◎離婚・夫婦の縁について◎

 

 

神から人へ、人から神へ。

人の世界の決まりごと、守るべきこと、従うべきこと。

多くあらばあるほどに、煩(わずら)い、悩みも多かるべし。

なれど人の世界には、規則、法律、約束なくば、たちまち混乱、

秩序も無からむ。

人はこの世に生を受け、自然に沿いて生きるもの。

自然に逆らい、背(そむ)きなば、生は苦しく辛きもの。

夫婦といえども同じこと。夫婦は死ぬまで夫婦なるべし。

神の仕組みに出会いを頂き、神に縁をば結ばれて、伴侶となるも 

ありがたき幸(さち)。この世の修行を楽しくあれと、神の配慮の

縁なれば、人は気安く別れるべからず。

 

 

夫婦は仲良く睦まじく、互いに助け、慈(いつく)しみ合う。

夫婦の愛は美しきもの。この世の愛の原型なれば、人は尊び、

愛(お)しむべし。

夫婦の愛は清きもの。命を作る奇跡をなせる、奇(く)しき力の

源なれば、さらにも斎(いつ)き、守るべし。

人の夫婦はさらにも尊し。命を伝え、ことばを伝え、心を伝え、

祈りを伝える。次なる子孫の繁栄のため、後世の豊かな発展のため、

我が身の生の犠牲も厭(いと)わず、命の流れを繋(つな)げむとせる。

かくも尊き夫婦なれども、人の現世の迷いは深く、身をあやまつを 

憐れむべし。この世の生が、現世の命の、肉体のみの生ならば、

人は夫婦になる要もなし。

 

 

子孫を残すためのみならば、夫婦にならずも可能ならむ。なれど

人は、動物ならず。唯(ただ)に命を残すのみには、人の役目は

果たせざる。

人を人とし、人ならしむには、ことばと祈りが欠かせぬを。

祈りを表わし、祈りを生きる、そこそが夫婦の務(つと)めならむ。

神のみ業(わざ)に等しき奇跡を、許せる神の願いを知れよ。

子の魂に、祈りのなくば、人は衰え、病みつかれるのみ。祈りは

愛の形なり。神の愛をば、ことばに表わし、人の御魂(みたま)に

光を当てる、御魂の目覚めを促すものなり。さなる祈りを伝えるも、

夫婦のなからば不可能なり。

夫婦の間に育(はぐく)まるる、感謝と尊敬、信頼なくば、祈りも

神の願いを伝えず。神の切なる願いを汲めよ。

人に男女を創りしは、この世で最も美しき、愛の形を実現せむため。

夫婦となりて幾年(いくとせ)も、ますます愛を深めるための、

楽しき行を与えるためなり。

なれば人は離婚せず、夫婦の道を全うすべし。

 

 

されど途中にあやまちて、やむ無き別れを選ぶなら、必ず神の

願いを思い、己の欠けしを補えよ。独りの修行はさらにも辛し。

独りで二人の働きをなし、苦楽を分かつ喜びもなし。

多生(たしょう)の縁ある者たちと、命の旅を共にせよ。

人それぞれに、命の旅を、祈りを胸に進むべし。

さにて本日、夫婦の根本と、離婚の避けるべきを教えたり。

適(かな)うならば、夫婦の縁を、人たる基礎と心得るべし。

 

 

 

平成19年(2007年)7月20日のお伝え
神の声を伝える人
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