「真理の御霊」

最後の審判(次元上昇)を超えるために1999年からひふみともこさんに下ろされている神示をお伝えします

神から人へ ◎悪を罰することについて◎

 

(正義のために悪を滅ぼそうとする人間の闘い、例えば、悪徳商法

企業や、宗教を取り締まることや、被害を訴えることは、善くないの

でしょうか。人間心の正義は時に、神様のお邪魔になるとのことですが、

神様の喜ばれる正義とは何でしょうか)

さても一度に多くを問うなり。なれど答えん。許さる限り。ではまず

答えん。悪を罰することについて。悪とはそもそも人間の我欲よ。

全く我欲のなき者はなし。全ての人に備わりて、己の行い支配せん。

なれど修行や精進により、我欲を弱め、なくしてゆくもの。なれど

多くの衆生は、我欲を消し得ず、我欲に使わる。なればそれらの我欲を

消して、素直に従い、自由に生きる。そが願いなり。祈りなり。

神の求むる昇華(しょうげ)なり。そに反するは、全て悪なり。神の心に

適わざること。何故とならば、正義というも、その根本には、己の我欲、

義憤偽善、独善なるも潜まざるや。さなる己の自己満足の、正義は要らぬ。

かえりて汚(けが)れよ。素直に生きる神の子ならば、悪徳業者と出会いても、

直ちに気付きて離れるがよし。己の被害も一つの戒め。早くに正し、

遠ざかるべし。自ら罰することは要らず。自ずと正され、諌められん。

全ての人が気付きなば、悪はなくなり、滅びてゆかん。被害者なるも

加害者なり。ときに傷付け、害を与えん。

 

 

(全て非がなく、相手を信じたり、同情した為に騙されて、お金を

取られてしまう人はいかがでしょうか)

さなる善良、人の好(よ)きも、一つの気づきを得ればよし。人が好い

のも、ときに罪。相手に同情、そもあやまり。人の真の幸を願うなら、

金銭物質、救いとならず。 

 

 

(飢え死にするような人をも見殺しにすべきなのでしょうか)

さにあらず。金銭物質与えるときには、何も望むな。求むるなかれ。

相手を救うそのためならば、捨てる気持ちで与えればよし。貧困困窮、

飢餓に苦しむ、貧しき民を思うは尊しなれば、金銭、寄付もよし。

なれどそのとき、与える者は、決して望むな、見返りを。与えるとき

には、全てを与えよ。さにて救われ、甦る、命を喜び、祝わばよからん。

なれば罪なり、浅き同情。返済求むることが誤り。救わるることのみ

喜びとして、後は代償求むるなかれ。 

 

 


(相手の不幸や弱みにつけこむ悪徳商法をなくそうと、裁判を
起こし

たり、世間に知らせて、被害者がふえないようにすることは、いかがで

しょうか)

そもまた罪なり。汚れなり。悪徳商法、詐欺の手口を、人に知らせる

ことはよからん。なれど、裁判、訴訟は可ならず。いつか汚れは己に及び、

つまらぬ汚れを増やしゆくのみ。多くの被害者、訴訟は可ならず。

そにも罪あり。そに気付くこそ、重要ならずや。気付かぬ者は繰り返し

なん。再びだまされ、奪われん。己の内に、利益を求める心のあらば、

被害は続かん。正しき道にて生きる者なら、自ずと罪を免(まぬが)れなん。

 


      
(海外からの留学生などが、悪徳な日本語学校に、
お金だけ取られる

場合などは、いかがでしょうか)

そもまた現実、辛き世なり。留学生には気の毒なれど、日本の犠牲と

なるみ役なり。日本の禊(みそ)ぎは世界の禊ぎ。日本の間違い正すため、

気付かすための不幸は多し。今の日本の汚れを顕す、事件事象、読み

取れよ。破綻(はたん)し、破滅も近付きなん。無垢なる学生、そも仕組み。

帰りて後に、恨み残さず、精進するを神は望まる。なれば周囲の日本人、

なすべきことは、正すこと。その学校のみのことにはあらず。

一人一人の心の諌め。そこから始めて、広げるべけれ。一つの学校、

正すも大事。なれど、そにては何も変わらず。そこから広げて、魂までも

浄むることに心使えよ。

 


      
(どのようにでしょうか)

そこにて被害を受けし者たち、ただ怒りてもて闘うになく、失いしもの

には執着捨てて、被害を広げぬことを望めよ。さにて怒りや、義憤は

なくせよ。一つの禊ぎ、気付きと思えよ。相手の制裁処罰を喜ぶ、

さもしき心を取りて行けよ。今のこの世に宗教なければ、人の心は

救われず。煩悩苦しむ人の心に、救いを与える、そが宗教。

なれど適わぬ、今の宗教。救いを求め、神を知り、全ての神を基準に

生きる。そが救いなり。真の生なり。人の基準に翻弄されて、その輪の

中に巻き込まれ、争い、いさかい繰り返す。そこから脱して生くるが

よからん。さにて本日、欠けたることは明日にも問えよ。分からぬことを。

さにて。
     

 

 

神の声を伝える人
ひふみともこさん著書  「続神誥記」より抜粋
ひふみともこさんHP
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