「真理の御霊」

最後の審判(次元上昇)を超えるために1999年からひふみともこさんに下ろされている神示をお伝えします

過去の記憶を浮上させて浄化へ導くフォトンエネルギー

 

 

日常生活において自分の内面を見つめ、成長を目指して進もうと決意するならば、誰もが自分の内なる世界を見出すことができます。そして苦しみや痛みや不愉快なことの中に気づきや学びがあり、自分の霊的歩みを阻んでいる自らの問題を見つけるのです。そこに自分の成長を妨げているものが何であるかを発見するのです。

自分の傾きや欠点、まさに今抱えている問題、自分にはどのようなことが足りないのかを探り、自分のこれまでの生き方を省みる時、自分が幸せになるのを妨げている何かが存在することに気づき、それは過去世の中にあるのではないか、などと自分の内面を見つめることによって感じたり推測することができます。そのようにして自分の内なる問題の核心を知り、それらを浄化しようと努力するならば、本当の幸せと喜びに近づいていくことができます。

自分の内なる問題は、ある日突然、現実的な問題としてあなた方のところにやって来ます。それを何とかするために、あなた方が外側にある宗教や占いなどに解決を求めても、あなたが探し求めている内なる真の核心である原因は見つけることができません。なぜなら原因は自分の内側にあるからです。それが分からない限り、あなた方は常に不安と心配と自己嫌悪の感情に翻弄された迷いの状態となり、そうしたエネルギーはあなた方の人生に影響を与え続けることになります。

つまり原因を外に探している限り解決はなく、時に表面的な気持ちが慰められて一時的に救われたような気分になることはあっても、意識の深みを探るところまではいきません。自分を深く見つめていくならば、あなたが知らない別の自分が存在することに気づくでしょう。内なる自分を探すとはどうすればいいのかわからないと言う人がいます。忍耐強く自分と向き合うならば、時間が導いて教えてくれます。

自分の未だ知らない内なる世界、それはあなた方の未知の世界でもあり、あなた方のこれまでの数知れない多くの輪廻転生の世界です。そうした経験はすべて、今のあなた自身の内に存在しています。あなたの今の感じ方やものの考え方などのすべてが、そうした経験の凝縮なのです。そのすべての経験、体験があって、今のあなたがあるのです。

過去の苦しい記憶を浮上させているのはフォトンエネルギー

しかしそうした記憶は、細胞の記憶を通してもなかなか思い出せない世界です。
そしてその過去の記憶が、今地上に降り注ぐフォトンエネルギーにより誘発され、あなた方の内にエネルギーとして浮上して来ます。そのために今多くの人々が、内面に浮上してくる苦い記憶のために苦しい思いをしているのです。しかし人々はそれをどうしていいかわからず、それを忘れるために心を楽しませる事に意識を向け、外へ逃げてしまいます。それが楽だからです。
  
あなた方の物質的思考とは異なる世界が、内なる未知の世界です。
それは隠れているエネルギーを探すことであり、物質的世界とは異なる他の次元に属する世界を見ることを意味します。あなた方は気づいていないでしょうが、実はあなたは常にそのエネルギーを持っているので、時にそのエネルギーのために人生がうまくいったりいかなかったりしているのです。ですから自分の内面を見る、内なる神を見るというのは、1人1人が本来的に持っている未知の世界を知るということなのです。

あなた方の誰もが、地球や地球外でのさまざまな多くの体験をして来ていることから、当然そこにはあなた方の作り出したすべてのカルマやトラウマが存在します。もちろん、その中には良い事もあれば美徳もあります。内なる自分を探るとは、そうした未知の世界を見ることです。そしてアセンション、次元上昇とは、自らの内に内在するネガティブな部分やカルマやトラウマを乗り越えて、コスミックボディ(光の体)を含む「32のエネルギー体」を変容させていくことにあります。

(「32のエネルギー体」: 私たちの太陽系は、太陽系が属する天の川銀河と同じような銀河系が、21集まって構成されるミニ宇宙「テータ」に属しています。テータは、「自由意志で選択する」ことを学ぶ場のことです。地球人類は宇宙に起源を持っており、ほとんどの人類がテータ内のさまざまな他の星や惑星のさまざまな次元空間において、数多くの輪廻転生を繰り返して来ており、生命体としてたくさんの体験を積んできました。

人類は地球においては、肉体からアトミック体までの9つの体を持って生きていますが、同時にテータに属しているコスミック体であるライトボディとも繋がっており、それらを含めると1人1人には32の体があります。そのうちで、肉体以外はすべてが非物質のエネルギー体であり、肉体はちょうどエネルギー体の端末のような役割を果たしているのです。)

ですからさまざまな転生において放置された問題は、思い出せない未知の世界から来ており、一見去ったように見えてもまた何かがやって来ます。それは解決を求めて、繰り返し繰り返し留まることなくやって来ます。それはあなたがその問題を放置し、探し出して見つけようとしなかったからです。それが内なる自分、内なる世界、そして思い出せない忘却の彼方にある自分の世界を知るということなのです。

現在の自分の問題は、過去に放置してきた問題から来ている

人は誰でも今の人生の、今のこの肉体に転生した自分なら知っています。
しかしそれ以前の人生は、まったく覚えておらず知りません。どこのどんな場所からいつ、どのような波動の世界から来たのかはわかりませんが、しかしどこから、どんな世界から来たのかを感じることはできます。つまり今の自分とは、過去世のすべての体験から得た学びを内に持つ自分だからです。それによって、何が原因で今の状況になってしまったのか、どうして家庭内や職場の人間関係に問題が生じるのか、なぜ体の不調や病気になるのか、といったことにヒントが得られるようになります。これが自分の内なる世界を知るということです。 

今、人々は否応なく、自分の内なる世界に目を向け始めています。
そしてそこが実は一番弱い、感じやすい部分であり、そのために受け止めたくない一番複雑な部分でもあります。そしてここにアセンションの鍵があります。それは先に向かって進み続けるための鍵です。これは銀行の金庫に似ています。銀行の奥にある金庫の扉を開けるには、それにアクセスするためにさまざまな数字のコンビネーションが必要で、簡単には開けることができません、それは人生も同じです。地球での転生やそれ以前の宇宙での転生に対するアクセスが必要であり、それは各自が見つける努力をすべき、光のコンビネーションのさまざまなエネルギー層ですが、なかなかそこにたどり着くことはできません。

そして、あなた方の真の魂はその奥にあります。
魂はあなた方が他の人生で作ったカルマやトラウマによって押し潰されているかもしれず、だからこそその金庫の扉を開けなければなりません。あなた方が自分を知り、自らの欠点を知り、自分の問題を発見するために、そして「どうして自分だけがこんな目に遭うのか?」と言わないために、今すべての人々に自らの過去のエネルギーが開きつつあるのです。それはただ1人1人にとって開く形が違うだけなのです。

これからの時代のエネルギーは、更にあなた方の心の中の厳重に閉じられた金庫の扉に触れるようになり、それが開かれるようにと働きかけます。だから苦しくなります。それは光の法則が、あなた方のカルマやトラウマに触れるからです。しかし現実はどうかというと、あなた方は内なる自分を開こうとはせず、内なる扉も開けようとはせず、カルマやトラウマが存在する多くの過去世の記憶から来ているものを手放そうとはしません。常に生き方は自己防衛の態勢であり、そういう自分のネガティブな部分や内なる問題に光を当てようとはしません。

これがあなた方の内なるアセンションに向けた姿です。
次元上昇のシフトは、自分の内側から始まります。自分の内面を見、内なる神を発見するためには、まず自分のカルマやトラウマそして内なる問題などの、ネガティブな側面を浄化しなくてはなりません。ネガティブな側面を浄化することなく、内なる神を見ることはできません。それが第一段階です。

人々が知らない神社参拝の隠れた事実

自分に向き合おうとせず、法則に反して進んで行くのであれば、内なる心を開くことはできません。しかし内なる心の扉を開くことができれば、コスモスの法則へアクセスすることができるようになります。だからどんなにあなた方が、神社などを通して神を外側に探そうとも何も見つけることができないのです。それは内なる扉が開いていないからであり、そうした扉は神社にはなく1人1人の中にあるのです。
 
しかし現実には、レベルの高い高次元の神々は、決してあなた方の周波数領域には降りては来ません。それはあなた方の内なる扉が閉まっているからです。ですからあなた方が神々のレベルまで上がっていかねばならないのですが、でも扉が閉じていて、どのようにして上がって行けるのでしょうか? それはちょうど太陽の光と影のようなもので、あなた方の内なる扉が閉じていたのでは光は入りません。太陽の光は影になっているところを暖めることはできず、障害物があるので光は入ることができません。それはあなた方も同じなのです。神社の神々も、影が覆い隠している心を照らすことはできないのです。この関係が理解できるでしょうか?

つまり、あなた方の魂が黒くて弱っていれば、あなた方を助けたいと思っている神々の光線は届かないのです。あなた方が自分のトラウマやカルマの影響から神聖な本質を失い、ネガティブな意識の中を生きていれば、どうして神の光があなたに届くことを望めるでしょうか? それが、いくら神社に行っても、神々の高い波動のエネルギーである光を受け取ることができない理由です。それは自分の想いやエゴにより、自らの内に影を落としているからなのです。もちろん、中には高い波動に触れることのできる人もいますが、それは霊的な高みにあるからです。

そうした人は霊的な世界を研鑽し、自らの霊的波動を通して、神社の神聖な波動と繋がることができます。社会人として普通に生きながら、高い世界から来る光で自分の魂を照らし、謙虚と寛容の心で周りの人々を自らの光で照らす本物のスピリチュアリストです。その人の道には影がないので、光とコンタクトすることができるのです。

人々は助けを求めて神社に出かけますが、それで何となく安心した気分になります。
なぜなら神社は神聖な場所で、気持ちの良い場所だと言われているところだからです。しかしそれは、「何となくいい感じだ」というただの夢であり、自分が作り出した単なるホログラムに過ぎず、一時的なものに過ぎません。実際は神々の光に触れるどころか、かすめてさえもいないのです。

もちろん、神々は存在します。
一方、神社のように自分のエゴを満たすために願いをする人が沢山来るところでは、ネガティブな面も存在します。それが、光を探しに来て、闇を持って帰る人々が少なくない理由です。これが多くの人々の知らない現実なのです。10のネガティブエネルギーを持って神社に来て、50のネガティブエネルギーを新たに持ち帰ることになります。これは二元性の法則であり、類は類をもって寄り集まるのです。

光の中にも闇が存在しますが、それもあなた方の想いがどのようなエネルギーであるかによります。次元上昇、アセンションとは何を意味するかについて真剣に学ぶには、自己の内面の浄化に専念する必要があります。アセンションを自分の外側に探さないことであり、自分の内面に探してください。アセンションは個人に従うのであって、グループではありません。
  
このままの状況で人類が進むなら、アセンションできる人はそれほど多くはないでしょう。アセンションの周波数に従って進めるように、内なる探求を行うことに努め、法則に従って進んで下さい。



ホワイトブラザーフッド・聖白色同胞団より緊急の銀河メール

『悟って もっとアセンション』 A・ジョルジェ・C・R 著 ヒカルランド